WEAZER Garden

西伊豆で展開するWEAZER事業の最終形

世界初のオフグリッド型モジュールとして誕生したWEAZER西伊豆、そしてその思想をさらに進化させたWEAZER西伊豆 廻。いずれも西伊豆・舟山エリアにおいて展開されている。WEAZER西伊豆という最初の“点”が、廻の誕生によって“線”となり、その流れを“面”として広げていく取り組み――それが「WEAZER Garden(仮称)」である。単なる施設の拡張ではなく、自然と人、建築と土地が呼応し合う新たな「場の構築」を目指している。

*画像はイメージであり、実際の完成物とは異なる

複数機能をもつ地域の中核施設

これまでの一棟貸し宿泊型の施設とは異なり、本施設はエントランス、レストラン、複数の宿泊棟、オフィスなどを備えた地域の“中央機能”を担う複合施設として構想されている。このGardenを拠点に、宿泊受付、食事、送迎などのサービスを統合的に展開し、エリア全体のハブとなる存在を目指す。


レストランでは寿司を中心とした和食の提供を検討しており、同エリアでARTH社が運営するLoquat西伊豆のイタリアンと並ぶ、異なる食の体験を選べる構成とする。これにより、多様な宿泊ニーズや連泊需要に応えるとともに、地域の食文化の厚みを広げていく。

*画像はイメージであり、実際の完成物とは異なる

河津桜に囲まれた絶景地

建設予定地は、約2000㎡を超える広大な平地であり、眼下に駿河湾を望み、西伊豆の山並みが連なる圧巻のロケーションである。春には周囲を彩る河津桜が咲き誇り、自然と建築が調和する風景が広がる、またとない土地である。

宿泊客や地元の方も利用できる西伊豆を代表する施設へ

本プロジェクトは、これまでのWEAZERシリーズの中でも最大規模の敷地と構成を持ち、宿泊者や食事客だけでなく、地域住民も利用できる“開かれたパブリックスペース”としての役割を構想している。

西伊豆を象徴するようなインパクトあるデザインと、WEAZERの核であるオフグリッド技術を融合させ、単一施設としての完成度だけでなく、エリア全体の魅力と循環を高めることを目指す。


なお、弊社が高知県・土佐清水市で展開する宿泊施設TheMana Villageでは、使われなくなったプール施設を再生し、オーシャンビューレストランAzzurissimoとして蘇らせた。圧倒的な景観を背景に、レストランとしての機能にとどまらず、地域全体の認知度・集客力の向上に寄与している。

また、TheManaフェスなどの地域イベントの拠点としても活用し、地元住民と宿泊客の双方が交わる場を創出している。この経験を踏まえ、WEAZER Gardenもまた、西伊豆の風土と人々の暮らしをつなぐ“共創の場”として育っていくことを目指している。

*オーシャンビューレストランAzzurissimo
*レストランとしての機能だけでなく、結婚式場やフェスのイベントスペースとしても活用
Type Type A